(画像は今回の件とは関係はありません)
日本ハムの子会社の日本ルナさんが
TOP CUPシリーズの
「アサイーヨーグルトボウル」と
「グリーンスムージーヨーグルト」の
自主回収を行ったそうです。
理由は、基準値を超える殺菌剤が混入したから
とのことでしたが
いったいどこから混入したのでしょうか?
1:殺菌剤が検出されたのは大麦
今回、殺菌剤が残っていたのは
製品に含まれる大麦からでした。
この大麦はオーストラリアから輸入されていたもので
その値は基準値の4~5倍!
日本ルナでは
「食べても健康に影響はない」と
説明されています。
2:食品会社での殺菌方法は?
日本の食品会社では殺菌作業はどのようにしているのか?
ちょっと気になって調べてみましたが
- 蒸気による加熱などの物理的方法
- 殺菌剤などの科学的な方法
で処理されていることが多いです。
蒸気などでの処理では
温度や時間などが厳しく決められており
化学薬品の場合では
薬品の濃度や取替え時間など
細かく決められています。
また、殺菌するための機材のチェックなども
定期的に行われています。
3:検出されたのは基準値の約5倍!では基準値ってどれくらい?
今回では輸入された大麦から
殺菌剤が検出されたとこのとでしたが
別のニュース記事では「農薬」とも記載されていました。
この件で、原材料ひとつひとつに対しても
厳しいチェックが入るようになると考えられますが
この基準値とはどれくらいのものなのでしょうか?
食品衛生法施行規則では
大麦に対して一部抜粋ですが
アセタミプリド(殺虫剤) 3ppm
クレソキシムメチル(殺菌剤)5ppm
クロチアニジン(殺虫剤) 0.1ppm
となっていました。
(1ppm=0.0001%)
これをみる限り
かなり厳しいチェックをされていると思います。
一番多いクレソキシムメチルの5倍と考えても
1g当たり0.0005グラム・・・
それを測りきる測定って凄いわぁ
4:もし回収対象品を持っていたらどうするのか?
今回、回収対象となった
- アサイーヨーグルトボウル
- グリーンスムージーヨーグルト
を購入されている人がいましたら
料金着払いで商品を送ることで
代金相当分のクオカードを返送していただけます。
商品の底に「18.04.06」~「18.04.23」
と、表記されたものが対象です。
発送先はコチラ
〒614‐8183 京都府八幡市上津屋西久保106番地
※返送時には、郵便番号、住所、氏名、電話番号の記載が必要です。
詳しいお問い合わせはこちら↓
(0120)496103 (通話無料)
5:まとめ
今回の回収騒動では
商品を食べたかたが体調を崩し~
などの文面は見られなかったので
それはよかったなと思いました。
実際被害などが出ていない中
自主的に回収を発表し、対応して頂き。
今後もチェックを一層気を付けて貰えれば
私たち消費者が、より安心して商品を買える
そんな社会になっていけるんでしょうね。