そもそもボツリヌス症とは
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ボツリヌス症(ボツリヌス中毒)とはボツリヌス菌が生み出す毒素
によっておこる食中毒で、
摂食後、8~36時間で吐き気、嘔吐、視力障害、など
神経症状が現れるのが特徴
重症例では呼吸麻痺により死亡することもある。
また、1歳未満の乳児は特に症状が変わり
便秘が数日間続き、全身の筋肉が低下、授乳力の低下
筋肉が弛緩することによる麻痺症状が特徴
と、軽く調べてみただけでやばいやつです
しかし感染源は保存食や発酵食品などがあげられているので
熱には弱いようです。
加熱の目安としては「120℃4分」あるいは「100℃6分」以上
で完全に死滅されるようです。
食品を食べる直前に加熱することも効果的でしょう。
ボツリヌス症とはちみつの関係
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今回、感染源としてあげられた「はちみつ」は
加熱調理などはされていませんね。
っていうかはちみつは加熱しては駄目です。
はちみつを加熱すると
ビタミンB1,B2B6,C,パントテン酸、葉酸、ナイアシン
などの成分の一部が失われ
本来の栄養素、ビタミンとしての働きを失ってしまうようです
はちみつにもこのボツリヌス菌がわずかながら
入ってしまっているようです
普段から加熱するようなものではないですし
1歳を超えているのであれば腸内環境が整っているので
大丈夫なようです。
「とにかく1歳未満の子供にはちみつは与えない」
ってことだけは覚えてほしいですね。
まとめ
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このボツリヌス菌のだす、ボツリヌス毒素(ボツリヌストキシン)は
毒性が非常に強く
わずか500gで全人類を滅ぼすことができる
と、考えられていたそうです。
こんな恐ろしい物から身を守るために守るべきことは
- 缶詰などの製品が膨張していたり異臭がする場合は食べない。
- 食品は加熱してあるものを選ぶ(または加熱してから食べる)
- 1歳未満の子にはちみつを与えない
などなど・・・
生食でおいしいものは色々ありますが
なるべく火を通して食べる事
特にお子さんには安全なものを食べさせてあげたいですね。
今回、私はこの「ボツリヌス菌」について全くの無知でしたが
せっかくこうしてネットで情報を仕入れられる世の中なので
子供に上げるもの一つにしても
ちゃんと調べてからにしないといけないなーと思います。