なにやら政府が残業を月100時間未満にとどめるという方針を示したそうです。
まず、思うのが
100時間って長くない?
ってところですね。
一体毎日平均で何時間残業していたら100時間に達するのでしょうか?
簡単に計算してみましょう。
ある月(30日)の出勤日数を
仮に22日とします。(土日は休み)
100÷22=4.54554・・・・・
≒4時間33分
すごいな・・・
仮に出勤時間が8:00~17:00だとして
残業が終わるのが・・・
21:30分
性格には端数があるので22時の日もあるわけですね。
私は通勤に1時間ほどかかるところで働かせてもらっているので
自宅を出るのが7:00
帰宅が22:30
になるわけです。
帰ってお風呂に入って、晩御飯を食べて。
気が付けばもう0時ですね。
もう何もできない。寝るしかない。
こんな生活1年中続けるのは大変すぎると思います。
しかし、今回の残業の上限の設定には条件があります。
【但し、繁忙期に限る】
だ、そうです。
「わが社は一年中繁忙期じゃー!」
とかいう社長でなければ、年に長くて2~3カ月くらいでしょうか?
残業は80時間/月が過労死のデッドライン
という話もあります。
命を懸けて仕事に臨むなんて事が
美徳とされている部分もあるかも知れませんが
実際死んでしまってはなにもなりません。
幸い、私は月の残業時間が40時間を超えたことはありません。
それなりに仕事をさせてもらっています。
しかし、それでも週末には疲れがたまり
ささいなミスをしてしまったり・・・と
不甲斐ない仕事っぷりの中
月100時間を当たり前のように
過ごしてきた人がいたということに
驚きが隠せません。
残業の原則は【月45時間・年360時間】までとなっています。
これを超える場合は
2~6カ月の平均で80時間
1カ月の最大は100時間
年間720時間まで
また月に45時間を超える残業は年間で最大6カ月
と色々細かく規定が決まってきているようです。
これを長いととらえるか
短くなったととらえるか
いいことだと思うか
それは困ると思うか
人それぞれだとは思いますが
どうかみなさまが一生懸命に働いて稼いだお金を
自分自身のご褒美や
ご家族や、大切な人のために
使える自由な時間をもってほしいと思います。